木造住宅で減らそうCO2「チーム・マイナス6%」
国際的に問題になっている地球温暖化
地球温暖化防止対策として、地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議、COP3)で議決した京都議定書が平成12年2月16日に発行になりました。 議長国である日本は温室効果ガス排出量6%の削減を世界に約束しました。
この6%削減を実現する為の国家プロジェクトが「チーム・マイナス6%」です。
マルダイは従来より木造住宅普及による温暖化防止運動を推進しており、チーム・マイナス6%の趣旨に賛同し、特に国産材(針葉樹のスギ・ヒノキ)を推奨しています。
また、取引先の大工様・工務店様にもチーム・マイナス6%に参加してもらう様に働きかけています。
何故、木材を使用する事で地球温暖化防止に?
ご存知のように“木”は大気中の二酸化炭素CO2と太陽エネルギー、地中の水分を吸収し、酸素であるO2を排出しながら成長しています。
なかでも若い森林は大量にCO2を吸収しますが、高齢な森林はCO2を吸収する能力が衰えています。
そこで高齢な森林を建築用材として利用し、林業家が新たに植林・育林をするという緑のサイクルが循環すると、地球温暖化防止になる訳です。
日本の住宅建築の現状を見回すと、残念な事にヨーロッパ材や北米材が主流であり、国産木材はほとんど使われていません。
その結果国内の山林は荒廃し、治山治水のみならず、海にも影響が出てきています。
そこでマルダイは「がんばろう!国産材」をスローガンに国産材(スギ・ヒノキ)を普及促進しています。
皆さんにも出来る温暖化防止とは?
いま、住宅をお考えの方は木造建築を検討して下さい。
CO2を体内に固定した木材を住宅に利用する事は、CO2を貯蔵している森林と同じ効果があります。そのような事から、木造住宅は“都会の森林浴”とも言われています。