触覚

木の床の上を素足で歩くと、足に吸い付くような感じと暖かみを感じ、足裏が心地良くなります

それは、木が人間にとって程よい硬さと柔らかさを持っているからです

木は、コンクリートや金属、ガラスなどと比べると熱伝導率が低いため、人が触れても皮膚から熱が逃げにくく暖かく感じられます。

コンクリートの床や、石の上では高く弾むゴルフボールも、木の床の上では高く弾みません。

木は、衝撃を吸収する働きが大きく、熱を伝えにくい性質があります。

現在ではプラスチックなどの樹脂が使われる事が多いですが、鍋やフライパンのような熱を使う調理器具の持ち手には木が使われていました。