川柳の扶桑樹

南北に立ち並ぶ二本の杉の距離はわずか1.1mしかなく成長するにつれて根元が癒合してしまいました。

癒合しても杉は杉なのですが、双子の木のようにも見えるので、その様子を見た、海軍大将樺山資紀(かばやますけのり)伯爵が「扶桑樹」と名付け、「川柳の扶桑樹」という呼び名が広まったようです。

樹高はいずれも33.41m、目通り幹囲5.45m(北)と5.28m(南)、根元周囲10.84m(北)と10.35m(南)と両樹はほぼ同サイズですね。

樹木を何かに見立てて風流を楽しむのも良い趣味だと思います。


北山本門寺の題目杉

北山本門寺は、富士宮市の「富士五山」と呼ばれる5つの有力寺院の1つで、日蓮の高弟・日興が永仁6年(1298年)に開いたとされる寺院です。

日興が題目を唱えながら植えたとされるのが、今回ご紹介する「北山本門寺の題目杉」です。

「南無妙法蓮華経」の7文字になぞらえて7本植えたとされていますが、落雷や台風被害などで4本が失われ、残るは3本となりました。

推定樹齢700年、樹高40m~42m、目通り幹囲6m~6.6mといずれも巨木です。


村山浅間神社の大杉(スギ)

村山浅間神社の巨大な大杉をご紹介します。

推定樹齢1000年、樹高47m、目通り幹囲9.9m、境内には他にもスギの巨木が立ち並んでいますが、こちらが最大のものだそうです。

地元教育委員会の説明書きには「樹勢は盛んであるが中心部に高さ8mに及ぶ大きな空洞があり、そのためか近年南側の枝に衰えがみえてきた」とありました。

スギの巨木が多い事から平成3年(1991年)に社叢全体が富士宮市保存樹林に指定されています。