伊古奈比咩命神社に立つ古木です。
推定樹齢2000年、樹高15m、目通り幹囲6.1mと境内でひと際大きい柏槙が「薬師の柏槙」です。
幹は3本に分かれていて2本は枯死しているようですが、枯死御神木の白龍のビャクシン同様に生命力を感じます。
裸子植物マツ綱のヒノキ科ビャクシン属
常緑針葉樹
説明によると「地中から天に向かって白龍が顔を出した姿に見える柏槙」とあります。
ここ伊古奈比咩命神社は伊豆地方最古の神社で2400年の歴史があるそうです。
柏槙が枯れるまでの樹齢を1000年と仮定すると2300年前という事になりますが、そうだとすると神社の歴史2400年と重なる事になりますね。
静岡県神社庁Webサイトによると、放射性炭素の年代測定の科学的測定結果で1230年誤差90年と言う結果が出たそうです。
科学的に伝承の裏付けが取れたという訳です。
「大楠」「薬師の柏槙」と、いずれ劣らぬ御神木と出会う事ができるパワースポットとしてお勧めです。
皆さんも是非一度訪れてみて下さい。