石蔵院のお葉付イチョウ

慶長年間(1596-1615)に石蔵院を開山した良尊禅師の手植えと伝えられている。

推定樹齢400年、樹高30m、目通り幹囲4.7m、根元周囲6m、枝張り東西21m、南北22m

このイチョウは。雌木で葉の上に結実する現象が見られる。

このようなお葉付きイチョウは全国にも少なく、植物形態学上の資料として貴重なものである。

静岡(県・市)教育委員会説明


茶樹やぶきた母樹

この木は、茶の最良品種である「やぶきた」の母樹です。

「やぶきた」は安政4年(1857年)7月に、ここ有度村(現 静岡市中吉田)に生まれた故杉山彦三郎が選んだもので、収穫量と製茶品質は最もすぐれ、その名は全国的に有名です。

杉山彦三郎はその一生を茶の品種改良にささげ、全国の茶生産を踏査して良樹の選定につとめ、幾種もの優良種に成功しました。

この母樹は、たまたま竹やぶの北側にあったので、「やぶきた」と命名されたものです。

と案内看板に記されていました。

やぶきた茶のルーツとして大変貴重なものですね。