宗泉寺のカヤ

カヤはイチイ科に属する常緑高木で本州宮城県以南、四国、九州ん分布する。

樹皮は滑らかで青味が買った灰色。

材は淡黄色で香りがあり、耐久性が高く、碁盤や将棋盤などに加工される。

推定樹齢130年、樹高24.5m、目通り幹囲4.3m

都内既指定のカヤの木に次ぐ大木で樹勢は旺盛である。

与野の大カヤ

妙行寺南側の金毘羅堂境内に鎮座する「与野の大カヤ」

推定樹齢1000年、樹高21.5m、目通り幹囲7.28m、根元周囲13.5m

太い幹と四方に張った枝振りは大変迫力があります。

妙行寺の資料には平安時代中期の長元年間(1028年から1037年)に植えたものとあり、室町時代の応永年間(1394年から1428年)には「関東随一の巨木として知られ、旅人のよき道標であった」と記されているそうです。


法久寺のコツブガヤ

コツブガヤはイチイ科カヤの変種で、種子の大きさが母種(基本種)の長さ平均2.5センチメートルに対して平均1.7センチメートルときわめて小粒なため、この和名がつけられました。

また分布上も珍しく三重県と宮城県の2ヵ所で知られていましたが、本樹は昭和57年(1982年)に新しく発見された貴重種です。

樹高17.5m、目通り幹囲1.65m、根元周囲3.14m、枝張り東西11m、南北8m