調神社の境内林

調神社の境内林はケヤキ、ムクノキ、ソロ、アカシデ、ミズキ等の落葉広葉樹などが立ち並び鎮守の森を形成しています。

大半が古木で、中には樹高35mに及ぶ大木もあります。

ちなみに調神社の別称は「調宮(つきのみや)」

社名の「ツキ」にちなんで古くから月待信仰があり、こちらの狛犬は「狛ウサギ」なんです。

鳥居がなかったり、マツが植えてなかったり、他の神社とは違いがあります。

「日蓮上人の駒つなぎの欅」もあります。


根古屋神社の大ケヤキ

根古屋神社の説明書きによると、北側のケヤキを「田木」と呼び、南側のケヤキを「畑木」と言うそうです。

年ごとに芽の出方に遅速があり「田木」が早く芽を出す年は稲作、「畑木」が早く芽を出す年は畑作が豊作であることから「田木」「畑木」の名が起こったとあります。

共に樹齢は800年以上
「田木」樹高23m、目通り幹囲10m、枝張り東西14.5m、南北15m
「畑木」樹高21m、目通り幹囲11m、枝張り東西22m、南北22.5m



万年橋のケヤキ

野火止用水とは、承応4年(1655)に川越藩主・松平伊豆守信綱が、両地である武蔵国新座郡野火止新田(埼玉県新座市)の飲料水として、多摩郡小川村(東京都小平市)の玉川上水を分水した用水で、別名・伊豆殿堀とも呼ばれます。

「万年橋のケヤキ」は、この野火止用水の岸にあり、根が用水を橋のようにまたいでいるので万年橋のケヤキと呼ばれています。

橋のない時代は、この根を橋として人々が利用していたそうです。