春日神社の楠(クス)

推定樹齢850年、樹高17.5m、目通り幹囲9.4m、根元周囲11.33m、枝張り東西27m、南北20.5m

地元教育委員会の説明書きに「新幹線工事で枝払いされた」と記されているとおり、この巨木の近くに新幹線の線路があります。

850年前と比べるとあまりに騒々しいのではないかと考えてしまいます。

根が道路まで張り出していました。

名古屋城の榧 (カヤ)

名古屋城正門を入ってすぐの西の丸の広場に生育していて、数々の伝承から名古屋城が築城される以前から当地に生育していたものと考えられている。

慶長15年(1610年)の名古屋城築城の際に徳川家康がこのカヤの樹下で普請の指図を行ったとか、家康の子・尾張藩初代藩主徳川義直が慶長19年(1614年)の大坂冬の陣へ出陣の際にこのカヤの実を膳に盛り必勝を祈願したという伝承もある。

そこから「必勝榧の木」とも呼ばれ、尾張徳川家では正月の祝前料理に榧の実の料理が出されるようになったそうです。

推定樹齢600年以上、樹高16m、目通り幹囲8m、名古屋大空襲の際に被災したものの、その後奇跡的に樹勢回復しています。


古宮城址の大檜(ヒノキ)

古宮城は戦国武将・武田信玄が、三河進出の拠点として馬場美濃守信房に命じて築城したと伝えられていて、この大ヒノキは、その古宮城址の両袖枡形虎口と呼ばれる枡形(ますがた)の上に聳え立っています。

推定樹齢600年以上、昭和49年の台風で南側の幹が折れてしまったそうですが、、、

樹高29m、目通り幹囲6.1m、根元周囲7.5mという巨木です。