甘泉寺の高野槇(コウヤマキ)

甘泉寺境内に生育するコウヤマキのご紹介。

「長い樹齢を重ねて優れた美観と偉容を備えた世界的にも類を見ない銘木と言われている」

推定樹齢400年~600年以上、樹高27m、目通り幹囲6.3m、根元周囲8.55mと、コウヤマキとしては日本国内で最大の巨樹で「新日本名木100選」に選定されています。※2009年(平成21年)10月に台風の被害を受け上部が大きく欠損しました。

大木に育つほど落雷や台風被害を受けやすくなります。

巨木の宿命なのかもしれませんね。
こちら甘泉寺の杉並木も見ごたえがあるので是非お立ち寄り下さい。


上永良神明社の大椎(シイ)

樹齢千年の巨木

上永良神明社(は貞観年中(859~877)の創建と伝える古社で、秀吉に仕えて「賤ヶ岳の七本槍」の一人と呼ばれた戦国武将・加藤左馬之助嘉明が上永良村の出身であることから、寛永二年(1625)に本殿を再建したと伝えられています。

拝殿前に聳え立つこの大シイの木は、

推定樹齢1000年~、樹高8m、根元周囲20m、目通り幹囲7mという県下最大のスダジイの老樹です。

主幹は枯死してしまいましたが、目通り幹囲1m前後の2本の枝幹と周囲に萌芽したひこばえが成長しています。