「諏訪神社の大杉」と「精進の大杉」両巨木は10m離れた位置に立ち並び、訪れた人々を感動させています。
推定樹齢1200年、樹高38m、目通り幹囲6.8m、根元周囲10mと、精進の大杉には僅かに劣るものの立派な巨木です。
来宮神社の大楠(第一)
この大楠を一目見ようと大勢の参拝客が熱海の来宮神社を訪れます。
「その昔、ある木樵がこの大楠を伐採しようと大鋸を幹に当てたところ、とつぜん白髪の老人が現れ両手を拡げて遮るような仕草をしたそうです。
たちまち大鋸は真っ二つに折れてしまったので伐採を断念し、その白髪の老人もいずこともなく姿を消した」と来宮神社の由緒書きに記されていました。
幹回りは約24m、高さは26m以上、推定樹齢2100年以上、樹勢は衰えることなく佇む姿を見る事ができます。
願い事を浮かべながらひと廻りすると願い事が叶うとか、一年寿命が延びるとか、来宮神社のご神木として「不老長寿」「無病息災」の象徴として崇められています。