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茶樹やぶきた母樹

この木は、茶の最良品種である「やぶきた」の母樹です。

「やぶきた」は安政4年(1857年)7月に、ここ有度村(現 静岡市中吉田)に生まれた故杉山彦三郎が選んだもので、収穫量と製茶品質は最もすぐれ、その名は全国的に有名です。

杉山彦三郎はその一生を茶の品種改良にささげ、全国の茶生産を踏査して良樹の選定につとめ、幾種もの優良種に成功しました。

この母樹は、たまたま竹やぶの北側にあったので、「やぶきた」と命名されたものです。

と案内看板に記されていました。

やぶきた茶のルーツとして大変貴重なものですね。


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但沼神社のクス

集落の中の小高い位置に但沼神社があり、遠くからでもこのクスが桁違いの大木であることが判ります。

拝殿に向かって石段を登る途中に仰ぎ見ると枝張りが広がりとても迫力があります。

推定樹齢1000年、樹高29.72m、目通り幹囲14.50m、根元周囲22m、枝張り東西36.47m、南北39.59m


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臺谷戸稲荷のタブノキ

「臺谷戸稲荷の森」には古くから鎮守の森として地域の人々に親しまれてきたようです。

森を形成する樹種は、タブノキを代表に、ヤブツバキ、モチノキ、ヒサカキなどの常緑広葉樹と、ケヤキ、ムクノキなどの落葉樹も混生しているそうです。

天に向かってそそり立つ2株のタブノキはこの森の象徴として存在感を示しています。

大きい方のタブノキは、推定樹齢300年以上、樹高18m、目通り幹囲7mと貫禄があります。