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中川の箒杉(ホウキスギ)

神奈川県足柄上郡山北町中川集落に生育している推定樹齢2,000年の杉の巨木で「全国名木百選」にも選ばれています。

箒スギという名称の由来は、かつてこの地が「宝木沢」(ほうきざわ)と呼ばれていたのが転じたとも、樹形が「箒」に似ていたことから呼ばれるようになったとも言われています。

推定樹齢2000年、樹高45m、目通り幹囲12m、根元周囲18m、と、神奈川県下の巨樹として「かながわ未来遺産100」にも選ばれています。


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城願寺の大ビャクシン

こちらの柏槙(正式名称イブキ)は、温泉で有名な湯河原町にある城願寺の境内に植わっています。

樹高は20m推定樹齢900年、幹は力強くねじれ見るものを圧倒します。

柏槙の巨樹として1939年9月に国の天然記念物に指定されています。


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龍華寺の大ソテツ

龍華寺の伝承によると、紀州徳川家の祖・徳川頼信と水戸徳川家の祖・徳川頼房からの寄進によって中国から移植されたものとされ、樹齢は約1100年だそうです。

分岐して広がった幹や枝は計58本におよび、主要な幹枝のうち北側に延びた幹枝の周囲は約2.6メートル、中央のものは周囲約2.3メートル、南側のものは周囲約1.7メートル。

「南総里見八犬伝」の作者として知られている曲亭馬琴(滝沢馬琴)の随筆『玄同放言』にも書かれていて、老ソテツの隣のウチワサボテンの大仙人掌(だいさぼてん)とともに、龍華寺は東海道沿いの名所として古くから親しまれていたようです。