川柳の扶桑樹

南北に立ち並ぶ二本の杉の距離はわずか1.1mしかなく成長するにつれて根元が癒合してしまいました。

癒合しても杉は杉なのですが、双子の木のようにも見えるので、その様子を見た、海軍大将樺山資紀(かばやますけのり)伯爵が「扶桑樹」と名付け、「川柳の扶桑樹」という呼び名が広まったようです。

樹高はいずれも33.41m、目通り幹囲5.45m(北)と5.28m(南)、根元周囲10.84m(北)と10.35m(南)と両樹はほぼ同サイズですね。

樹木を何かに見立てて風流を楽しむのも良い趣味だと思います。