最後の工事は本殿になりますが、以前の建物は明治35年に建てられたとのことで、今みたいに重機はありませんので、ゴウリキの方たちが担いで上げたため、材料の長さが長くて6尺だったそうです。
110年経過している建物でしたので、これから建設予定の富士山文化遺産センターに一部が展示されるとのことです。
本殿は12坪ですが内部の全てが化粧材になっており、天井は秋田杉の格天井に仕上げてあります。
この本殿の中には大正時代に宮大工が造られた総ケヤキ造りの洞がしまわれ祭られているそうです。
大人10人ほどで移動させたほどの重たい物で、軽トラックの荷台に乗るぐらいの神輿ほどとの事。
8月17日に上棟式がとり行われ、9月20日にはこれに携わる全ての人が下山され工事完了となりました。