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牛久保の梛(ナギ)

熊野神社の森に聳え立つナギの木をご紹介します。

推定樹齢400年以上、樹高20m、目通り幹囲3.5mの巨木です。

本来ナギは、本州南部、四国、九州、琉球、台湾の山中に自生する植物で、豊川市のように暖帯の北限に近い地域ではこのように大木になることは稀だそうです。

別名「弁慶泣かせ」と呼ばれるように、葉は細長く平行脈があり簡単には千切れません。


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慶寿寺の枝垂桜

推定樹齢は350年、慶寿寺本堂裏に植栽されている枝垂桜の老木で、この場所に慶寿寺を開山した今川範氏が父範国の遺徳などに感謝して植えた事から「孝養桜」とも呼ばれています。

350年前に初代が枯れてしまい、現在の桜は二代目だそうですが、樹高14m、枝張り18mと見事な樹勢を誇っています。


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大慶寺 久遠の松

推定樹齢750年、高さ25m、枝張28m、東海道藤枝宿の大慶寺境内に聳え立つクロマツの巨木です。

建長5年(1253年)に日蓮上人が比叡山からの帰り道に立ち寄ってこの場所に植樹したと伝えられています。

「久遠」は法華経の中にでてくる言葉で、仏教が遠い昔から受け継がれ未来永劫に栄えることを意味しているそうですが、根周り約7m、樹高約25mのクロマツが四方に枝を伸ばしている姿を見ると言葉どおりだと思いました。