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村山浅間神社の公孫樹(イチョウ)

主幹は欠損しているのでオブジェのような恰好ですが、神社の石段を登っていくと右側に鎮座しているのがイチョウです。

推定樹齢300年、樹高16m、目通り幹囲9.2m

このイチョウの特徴は気根(乳状下垂)が非常に発達している事です。

地元教育委員会の説明書きによると、総数約70あるとか、最大のものは直径30㎝、長さ2mと記してありました、

全国的に公孫樹の気根を乳房に見立てて母乳の出を願う風習はあるようですが、ここ富士宮では気根の先端に針を刺して祈願するそうです。

以前は洞の中に大日如来が祀られていたそうですが、その名残で現在でも祭りの時はしめ縄を張るそうです。

出展:植物 Q&A 銀杏の枝からぶら下がってくるもの | みんなのひろば | 日本植物生理学会


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智光寺のカヤ

説明書きによると、智光寺は天喜5年(1057)の創立だそうです。

立派な実を付けていて果実は平年で五俵前後収穫できると記されていました。

樹高29m、目通り幹囲5.5m、根元周囲35.5m、枝張り東西24.4m、南北2.03m


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大瀬崎のビャクシン樹林(柏槙)

伊豆半島の北西に位置する大瀬崎には「ビャクシン樹林」があります。

ビャクシンは乾燥に強く、岩場や海岸沿いの厳しい環境でも成長する特性を持っています。

ヒノキ科の常緑高木として本州・四国・九州にかけて分布しています。

ビャクシンは幹や枝に特徴があります。

主幹はねじれることが多く、赤褐色の樹皮は縦方向に裂け、まるで自然の芸術作品のようです。

大瀬崎には130本ほどが自生しており、樹齢千年以上の木や巨木があるため、「大瀬崎のビャクシン樹林」は、昭和7年に国の天然記念物に指定されています。