HOME → 投稿日: 2006年7月27日2024年5月27日大瀬崎のビャクシン樹林(柏槙) 伊豆半島の北西に位置する大瀬崎には「ビャクシン樹林」があります。 ビャクシンは乾燥に強く、岩場や海岸沿いの厳しい環境でも成長する特性を持っています。 ヒノキ科の常緑高木として本州・四国・九州にかけて分布しています。 ビャクシンは幹や枝に特徴があります。 主幹はねじれることが多く、赤褐色の樹皮は縦方向に裂け、まるで自然の芸術作品のようです。 大瀬崎には130本ほどが自生しており、樹齢千年以上の木や巨木があるため、「大瀬崎のビャクシン樹林」は、昭和7年に国の天然記念物に指定されています。
HOME → 投稿日: 2006年7月27日2024年5月27日春日神社の楠(クス) 推定樹齢850年、樹高17.5m、目通り幹囲9.4m、根元周囲11.33m、枝張り東西27m、南北20.5m 地元教育委員会の説明書きに「新幹線工事で枝払いされた」と記されているとおり、この巨木の近くに新幹線の線路があります。 850年前と比べるとあまりに騒々しいのではないかと考えてしまいます。 根が道路まで張り出していました。
HOME → 投稿日: 2006年7月26日2024年5月26日名古屋城の榧 (カヤ) 名古屋城正門を入ってすぐの西の丸の広場に生育していて、数々の伝承から名古屋城が築城される以前から当地に生育していたものと考えられている。 慶長15年(1610年)の名古屋城築城の際に徳川家康がこのカヤの樹下で普請の指図を行ったとか、家康の子・尾張藩初代藩主徳川義直が慶長19年(1614年)の大坂冬の陣へ出陣の際にこのカヤの実を膳に盛り必勝を祈願したという伝承もある。 そこから「必勝榧の木」とも呼ばれ、尾張徳川家では正月の祝前料理に榧の実の料理が出されるようになったそうです。 推定樹齢600年以上、樹高16m、目通り幹囲8m、名古屋大空襲の際に被災したものの、その後奇跡的に樹勢回復しています。