銘木とは
材面の観賞価値が極めて高いもの
材の形状が非常に大きいもの
材の形状が極めて稀なもの
材質が特に優れているもの
たぐい稀な高齢樹
入手が困難な天然木
たぐい稀な樹種
由緒ある木
引用元:(財)日本住宅・木材技術センター
一般銘木は決して高いものばかりではありません
一般に「銘木」から連想するのは、和室、茶室、床の間などの、純和風の高級住宅を想像される方が多いのではないでしょうか?
確かに、銘木の中には、高級で希少価値の高い品物もございますが、一般銘木は決して高いものばかりではありません。
価値観は人それぞれ違うもので「これぞ銘木」と思って、住宅にマッチすれば、それは立派な銘木ではないでしょうか?
現代住宅には和室がない住宅がほとんどです。
大金を使う事ではなく、日本伝統の和室、床の間に床柱、畳敷きといった日本人の「和」の感覚、安らげる空間を、決して高価ではない一般銘木で日本の伝統を次の世代に継承して下さい。
銘木は、産地・樹種・樹齢・希少価値・色・艶、大きさ・木目の美しさ、などで値段が変わります
一番わかりやすい例は、同じ材種、産地、直径でも、価値が10倍、20倍も差があります。
それは年輪の目が詰んでいるか、詰んでいないかです。
目が詰んでいれば、それだけ樹齢を重ねていて、木目や木肌がとても細かく艶があります。
逆に、目粗材は冬目・夏目の年輪が広く、乾燥と共に水分が抜け、材がやせたり曲がる恐れがあるからです。
「銘木は値段が合ってない」と言われますが、自然・偶然にできたものや、希少材は他の材とは異なり高くなるのは当たり前です。